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朝日新聞「ひと」

外国人労働者5千人から相談をうけた労組の執行委員長 村山敏(66)

成田空港の三里塚闘争で火炎瓶を投げた「元過激派」。転じて、日本で働く外国人労働者の暮らしのために闘う。20年余りで韓国や中国、南米、欧州など30カ国近くの計約5千人から相談を受けた。昨年12月には韓国の国家人権委員会から「人権賞」を受けた。18歳で新潟から上京。誘われてベトナム戦争の反対デモへ行き、学生運動にのめり込んだ。大学除籍後、メーカーの工場に入ったが仲間がリストラに。闘いの血が再び騒ぎ、1984年、川崎市内で1人で入れる労組「神奈川シティユニオン」を立ち上げた。ー中略ー 未解決の事案も増え、心に引っかかる。「本当に苦しむ働き手の相談は、悲痛なんだ」

*2016年1月7日『朝日新聞』「ひと」より引用